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   物理 の売れ筋最新ランキング   [2008年07月07日 11時34分]
2008年07月07日(月) 物理の第1位は 『「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫)』!
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¥ 500(税込)
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ジャンル内ランキング:3,413位  
カスタマーレビュー数:24

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 「相対論を楽しむ本」というタイトルは本書の内容を言い当てて妙である。相対性理論とは1人の物理学者の日常的な現象についての素朴で純粋な問題意識と単純な思考の積み上げによるものである。相対性理論は難解であり「道具」を知らない人は近づくことができないと思われているがそれは必ずしも正しくない。特殊相対性理論についての基本的な考え方は素朴かつ単純で、誰にでも近づくことを許している。

   本書を通じて感じられるのは著者の相対論への愛である。まるで嬉々として自分の恋人について語るように、独創的なたとえを交えながらかんで含めるように、しかし、できうる限り妥協なしに解説している。コンパクトな本ではあるが内容は豊富で、アインシュタインの生い立ちから、特殊・一般相対性理論の解説、さらに相対論の宇宙論への応用と最新宇宙論の解説にも2章を割いている。著者の相対論への愛に満ちた本書は読んでいて楽しく、まさに「相対論を楽しむ」ことができる。(別役 匝)


くちコミ情報
簡単だけど、すごい。
やたらとレビューがベタほめだから読んでみたら、 こりゃあ、確かに良い本です。 原理を薄めず、簡単に書く。 だからといって、必要以上になれなれしい文でもない。 たまに出る主張も控えめで好感が持てます。 監修者の佐藤氏は宇宙論の権威なんですね。 学者としての自信と謙虚さ、 それに「視野の広さ」みたいなものがないと、 こういう書き方は出来ないと思います。
たとえ方がユニーク
三十数年ぶりに相対性理論の本を読みましたが、とても易しく解説されていて一気に読めてしまいました。 小学生時代に読んでいた相対性理論の本がこれだったら、自分は物理学者になっていたかも?と思うほどですね。
知識としての相対性理論
相対性理論についての概要本です。 その原理を概念レベルで説明してくれています。そのため、数式に よる証明や細かな部分は省いています。そこが気になる、もっと知 りたいという方はこれを読んだ後により詳細に述べている本を購入 すればよいでしょう。とりあえずの入門書といった形になっています。 限定的条件下における“特殊”相対性理論、その一般化である“一般” 相対性理論の2つがあるそうですが、本書は「特殊」の説明が中心に なります。どうやら「一般」のほうは数学的・物理的基礎知識がない と、理解が難しいようです(アインシュタインが「特殊」発表後10年 間かけて完成させたのが「一般」だそうです)。「一般」については、 (細かな証明や原理よりも)結論としてどういうことが導き出された のかということを説明してくれています。 パッパと読めるぐらいわかりやすかったです。私の場合は、数箇所読 み返して「これがこうで」とつながりを確認することもありました。 「時間」と「空間」、「質量」や「エネルギー」。別々に存在してい ると思えるこれらが実は関連しているというのは非常に興味深かったです。
物理を履修していなくても理解できる
高校では生物と化学しか習っていないので「途中で終わるかな」と思いながらも最後まで読むことができました 本文の記述の通りで、本書は「数式を極力使わずに分かりやすく」がモットーです 最初のうちはすんなり進みますが4章以降は内容が高度になります。何度も反復しながら読みました 私たちが日常生活している時は変化を目で確認することはできませんが 動いているものには様々な事が起こっています。それは長さだったり、重さだったり、時間であったり こんなことを計算式に表せる人がいるなんて…いやはや感服致しました 相対性理論の他に少しですが、ビッグバンなどの宇宙論についても書かれています 本書は物理の初級者向けの本ですので 物理を専攻している方・深く知りたい方には物足りない内容かもしれません もう一つの革命を起こした量子論と、上に書いた宇宙論も読んでみたくなりました
美しく革新的な理論の概要
 相対性理論は量子力学と並んで、20世紀における物理学の二大革命とされている。アルバート・アインシュタイン(1879〜1955)は、1905年光量子論と特殊相対性理論を、1915〜16年一般相対性理論を発表し、この二大革命の基礎を築いた。相対性理論は、光速の絶対的一定性を第一前提とする理論であり、等速直線運動を行う観測者のみに適用可能な特殊相対性理論と、加速度運動を行う観測者にも使える一般相対性理論とに区分される。前者は、時間にも空間にも、誰からも同じに見える唯一絶対の尺度はなく、光速に近いレベルで動いているものの時間は遅れ、長さは縮み、質量が大きくなることを、したがって時間と空間と質量は相互に影響しあって変化することを、数式によって論証し、また質量とエネルギーとの同一性の指摘によって、原子力エネルギーを理論的に基礎付けた。他方後者は、重力と加速度の等価性に基づき、物質の存在が時空の歪み方を決めることを解明し、物質と時空を統一的に扱うことを可能にした理論であり、加速度や重力による一方的な時間の遅れや、視線の屈曲を論証し、ブラックホールの解明やビッグバン理論にも貢献した(最新の宇宙生成論については247頁参照)。以上のような事実は、我々の常識を超えているし、イメージもわきにくいが、一応実証されている。本書は、宇宙論におけるインフレーション理論の提唱者が監修した、1998年刊行の本であり、以上のような難解な内容を初心者向けに解説した入門書である。したがって本書の叙述は比較的平易であり、論理さえ追えれば、高校物理の知識の無い私にも一応理解できる内容である(ただし、特に高度な数学を駆使する一般相対性理論については、流れや感覚を大まかにつかむことに主眼が置かれている)。相対性理論の革新性と「美しさ」、世界の奥深さが堪能できる本。


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¥ 540(税込)
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カスタマーレビュー数:22

くちコミ情報
文系の理系
本はものすごくわかりやすく。イラストもありたのしかった。 ミクロと宇宙というおいしいテーマなので宇宙論が好きな人にはこたえられない。  宇宙というあまりにもわかりにくく、まるで神の領域なのではないかと考えるが それを飛び越え科学的な見解が展開する。  佐藤先生のような方がこんなおもしろい本をお書きになるとわかり 未来がたのしくなり、また私達の存在も簡単にはいかないと日々を大切に おもいました。  ぜひ一読推薦いたします。
世の中の見方を変えてくれる面白い本
私も根っからの文系で、数式とかは苦手なんですが、この本は、大変面白く読めました。 量子論を知らなくても、日々の生活に支障はないのですが、この本を読む前と読んだ後 では、自分の見えている景色が違って見えてくる・・・そんな「突き抜けた話」です。 各章の冒頭にその章のポイントを提示、各章の最後にその章のまとめを記載、という 構成も読者の頭の整理に大いに役立つものと思います。 内容は私のような物理学の門外漢からは、とってもショッキングですが、まさに、想像力 の訓練?、頭の体操?になる良書です。 文庫本ですし、お気軽に読んでみることをオススメしたい本です。
量子理論の進歩が一望
相対性理論を楽しむ本が非常に素晴らしかったので、続いて読みました。 (量子論は、相対性理論とならぶ20世紀の大発見なので) 実にこの本もいいできばえです。 光は、粒?波?から始まって先人の人たちの発見をわかりやすく解説してくれている。 中学、高校で習う電子軌道模型は、実際とは違うというのも興味深い。 ボーア、シュレディンガー、パルマー系列、プランク定数、、、、 最後まで読んで分かったようでわからないが大まかな流れはわかり物理の 楽しさに触れることができる。 物理アレルギーの人は、一度読んで見られてはと思います。 この本で、いやになるようでしたら うーん難しいですね。 この本も監修が佐藤勝彦さんですが隠れた著者は、すごい!
分かりやすい量子論入門書
説明がていねいでこれ以上ないほどわかりやすい。 文系の人でもこれを読めば量子論を一望することができる。 観測すると物質の状態がかわってしまう、常識はずれだけど現実にある、量子の世界。 ワクワクしてあっという間に読み終わってしまいました。 これから量子論を勉強する学生にも全体像を知るためにオススメです。
純粋文系のワタクシにも量子論が分かってしまった!無名の筆者にハラショー
これは驚異の本です。 何でこんなに分からないことを分かりやすく書けるんでしょう。 これを書いた方(名前は明らかになっておりません)は,素晴らしい著述家です。 重い監修名などの縛りをふりほどいて,いつか実名でどんどんこういう本を書いて欲しい,本当にそう思います。 内容は,皆さんがレビューしている通り。 およそ文系人間(高校1年生以来数学とはおさらばした人間)にとっては,全く意味も何も分からないあの「量子論」を,分かった気にさせてくれる(これが大事)希有な本です。 似たようなスタンスの本にブルーバックスの「10歳からの量子論」がありますが,正直あの本では,ワタクシのような純粋文系人間には何が何だか分かりません。 しかし,これがきっと理系の方の限界なのだろう, 理系の頭の良い方々には,分からないことを分からない人に理解させる書き方がきっと分からないのだろう, そう思っていたワタクシの脳天を打ち抜いたこの名も無き書き手に本当にハラショー。 この世の謎に関心のあるそれでも数式は全く駄目な純粋文系諸君,黙ってこの本を読みなさい。 かゆいところに手が届くとは正にこのような本のことです。 天はこの無名の筆者に2物を与え賜った。 その才能,うらやましすぎます。 文句なしの5星!


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拡大する宇宙
ドキュメンタリー「50年後の未来」のホストも務めていた理論物理学者、ミチオ・カク氏の一般向け書籍。 宇宙はなぜ今在る姿で存在しているのか、未来はどうなるのかという疑問を軸に、宇宙論の歴史も追いながら述べる。 まず、最新の研究動向やデータを紹介しながら、本書で述べる内容を概観する。 最新鋭の観測からインフレーション理論、ユニバースではなくマルチバースであるという概念、宇宙の終わりまでを ざっと述べ、非常にわくわくさせてくれるイントロダクションとなっている。続いて、各種の宇宙論や物理、天文学の 研究史を追いながら、今まで、そして現在、宇宙の成り立ち、歴史や未来がどのように考察されてきたかを述べる。 古代から現代まで、哲学、実験、数学、時には宗教をも援用しつつ様々な理論が展開されてきたことがわかり興味深い。 ワームホールやタイムトラベル、平行宇宙などSF的な事柄もたくさん出てくるが、これらは全くの想像の世界というわけではなく、 理論的には有り得たり、方程式の解としては存在したりする。著者はこうした夢のような世界を、時にSF小説も引用しながら、 理論とデータを用いてあらゆる可能性を示していく。それらは宇宙の解明のみならず、果てしない未来へもつながる。 つまり、この宇宙にも終わりがやってくる時、知的生命は創意工夫をこらして存続することができようかという問いだ。 月が地球から離れていっている事、宇宙の膨張の顛末、文明の発達レベルなど新しい発見も多く面白く読めた。 ただ一般向けであり、専門用語集もあるが、やはり多少の知識がなければフォローしにくい箇所もあった。 しかし100%のみこまずとも、全体の理解には支障のない構成になっている。理論物理学も、思った以上に データに裏打ちされていることがわかり、今後の研究の進展が楽しみになる本であった。
ある程度の知識がないと
本書は知的好奇心に満ち溢れた魅力的な書である。 しかし、専門的な知識が無い人(私も)には敷居が高いなと感じた。 そもそも専門的な知識が無いのに読んだのは無謀すぎた。 この本に興味のある文系の人は物理学の基礎を勉強して読んでください。 文系でも粘り強くて根気強い人なら読破できるかも。
エキサイティングな宇宙をわかりやすい文章で解説
 宇宙に少しでも興味のある方、いや興味がなくても、 この宇宙に住んでいるなら、読んで損は全く無いと言 い切れる一冊です。  なんてったって読みやすい!特にM理論のくだりは、 これを説明したもののなかではトップクラスのわかり やすさです。でもそれは、この本の魅力の一部分でし かありません。  「宇宙の最後は?」これは宇宙論の核心ですが、今 現在導き出された答えには、言葉もありません。  それでも、手を伸ばせばとどくかもしれない「もう ひとつの宇宙」を考えられるだけでも、救いです。  ただそこへ行くには、いくつものハードルを越えな ければなりません。そのためには今何をしなければな らないか、柄にもない事を考えずにはいられません。  宇宙についての本を読んで自分自身を省みるとは、 思いもよらない結末でした。  
わかりやすくて面白い。発展がある。
宇宙論に関する話が非常にわかりやすく書かれていました。 様々な観測による裏づけもしっかり説明されていましたので、 納得させられてしまいます。 主に通勤電車の中で読んだのですが、職場でも早く帰りの電車 に乗りたくてそわそわするほどでした。 時間、宇宙に関する様々な仮説も面白く、物理学はいまだ発展 途上だと再認識しました。 ビッグフリーズに至る経過の説明は寒々とした寂しさを覚える のですが、著者の性格からかそのくだりでも暗い気持ちにもなら ずに面白く読むことができました。 人類はもっと宇宙開発・観測・理論検討に人とお金をかけないと いけません!! 今後の宇宙論の進展に期待します。 様々なSF小説からの引用が多数あるのですが、現在一冊一冊読んで います。
胡散臭いタイトルではあるが、一流の科学ノンフィクション
凄すぎる。多元宇宙や平行宇宙に関して興味があって本著に出くわした自分だったが、予想以上の内容だった。ニュートンから始まってアインシュタインさらにはひも理論やM理論に至るまでの宇宙物理学に関するあらゆるテーマが網羅されている。こういった本は広く浅くなってしまいがちだが、本著に限ってはそれが全くなく素晴らしいクオリティを保っている。 我々のいる宇宙は無数の宇宙が生まれては消えていく複合宇宙"マルチバース"のうちの1つであるという考えには実に驚かされたが、この考えがどうやら宇宙物理学において多くの支持を得ようとしている。また今日の天文学者の多くは我々の宇宙に関して、加速的に膨張しいて時間とともに冷えていると推測しており、このまま膨張が進めば最終的には"ビッグフリーズ"(温度が絶対零度に達してあらゆる知的生命が死に絶える)に至ると考えている。しかしこれは現時点で有力とされている説であって、今後、宇宙望遠鏡や重力波検出器といった機器の向上によって変わる可能性があることは注意しておきたい。 そして平行宇宙や次元の入り口といったものの検証には、CERN(欧州原子核共同研究機関)が開発している大型ハドロン加速器LHC(超高速・高エネルギー粒子を衝突させるための加速器)によって完全にけりがつけられそうだ。この衝突でできた破片の中に電子サイズのミニ・ブラックホールが見つかるかもしれないと期待されていおり注目を集めている。もし平行宇宙が我々の宇宙から1ミリメートル以内に存在するならば、量子重力効果が測定可能となるエネルギーは低くて済み、LHCの射程範囲に収まるというのである。 実に興味深い。


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先鋭的な理論
 従来の理論では、ビッグ・バン以前については何も説くことがなく、直後の超微細な時間に大変動が起こったことだけを論じている。これは不自然である。この理論は宇宙がビッグバンとビッグクランチを繰り返し、我々は凡そ50回目の宇宙に住んでいると言い、エントロピーの増大をその根拠にしている。宇宙の暗黒物質や暗黒エネルギの解明がなされていない現在、これ以上の証明は無理だろうが、この説は興味深い。四つの力の統合についても一歩進んだ解説がある。更なる理論の進展を期待したい。
ヒモ
物理の分野って、なんか気難しそうで、普段なかなか立ち入ることができない。でも時間や宇宙の起源ってトテモ興味深い事だ。20世紀の物理の研究を、ザラーッっと流して読める。はっきりいって細かい説明ないし、難しい。でも読む価値がある本だとおもう。 そういやなんか最近はこの上を行く理論があるらしい。
超ひも理論、素粒子理論、宇宙論に対する入門書として秀逸
素粒子と素粒子間に働く4つの力を統一的に記述できる究極理論の候補として最も期待されている超ひも理論の概観を知るには最適の入門書の一つとしてお勧めできます。大学生や一般社会人を始めとして、高校生や好奇心旺盛な中学生にもお勧めです。 超ひも理論は、素粒子と素粒子間に働く4つの力がいかにして規定されるのかだけではなく、「宇宙はいかにして生まれたのか」「宇宙の未来の運命は」「時間とは何か」などの物理学、否、人類が長年抱いてきた根本的な疑問に対して答えようとする極めて野心的な理論です。また、アインシュタインや湯川秀樹を始めとして統一理論を目指した多くの物理学者の苦闘の歴史も語られており、単なる超ひも理論の説明だけではなく、同時に素粒子物理学がいかに発展してきたかを知るにも良い本です。 しかしながら、最後の章「私たちは50回目に宇宙に住んでいる?」を読んで気分が落ち込んでしまいました。それは、著者の試論であるサイクリック宇宙論では宇宙は必ずビッククランチを迎え、全てが一度は無に帰するという試論を読んだ際です。例え人類が将来、どれだけ宇宙の根本を理解し、技術を発展させて人類生存を図り、太陽が赤色巨星となって地球を飲み込む危機を乗り越えたとしても、その先にビッククランチと言う避け得ない終局点が存在していると言う事に思いを馳せたときに、得も言われぬ無力感に襲われました。もちろんサイクリック宇宙論はまだ試論のレベルですので、私が今ここでこんなに落ち込む必要はないのですが。 いづれにせよ、超ひも理論、素粒子理論、宇宙論に対する入門書として秀逸ですので、一読されることを強くお勧めします。
51回目はーー
 ドーデもいいことである。 しかし、50回目ということがとても明快でひもということばであらわすと こんなにもわかりやすいのかと川合さんに敬意をあらわしたい。  宇宙と創世記地球が大好きなわたくしはいつもNASAを見たりして あちらでフォトンベルトだこちらでオゾンホールだと読むと気になり まー自分の生きていられる領分ではない時代時間というのも非常に興味深く 「はじめての」とつくというのは、非常にロジカルの専門の方たちに 疎まれたりするが、果敢に出版、本になり宇宙ファンにはこたえられない たのしい本でした。   みなさんもぜひ読んでください。   一読推薦いたします。
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魅力のある書である事は、間違いないです。 今、私たちが暮らしているのは、50回目の宇宙に住んでいる等、 読んでいて、ワクワクする書です。 しかし、イラストは分かり易いが、数式、記号等、 本書全体的に素人の私には難しかった感が否めません。 しかし、この書をスタートとし「宇宙」とはと、興味が湧いたのは 紛れもない事実です。


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科学と哲学:乖離から融合へ
素人ながらも物理学には興味を持っています。世界の真理に近づくためには書かせない学問で、思考実験というものは自分の頭を非常に刺激するので好きな学問になっているのかな。物理学の中で、時間という単語がもつ意味合いを再確認したくて購入、通読 読んでみると、相対性理論、量子論、反粒子、エントロピー増大の法則など現在の物理学で欠かせない分野の中で時間がどのような意味合いを持つかを記載し、人間(観測者、生命)から見たときの時間の意味合いを再確認して、筆者の考えを終章に導きだしている。物理学からのアプローチと人間中心の時間へのアプローチをうまく組み合わせてあった非常に面白かった。内容として自分にとっては難しい内容も多々ありましたが、「主観的時間」「反秩序への抵抗が意志」「マクロでしか意味を持たない観測値」「不可逆過程」など面白いものも多々ありました。もう少し説明のほしいところもあると感じましたが、自分が無学故なのでその分野の書籍を読むきっかけにもなりそうです。 時間について漠然と物理学的な側面、人間的な側面から興味のある方は一度読んでみることを勧めます。自分の興味がある分野をはっきりと認識できることができるかもしれません。
門外漢から一言
「時間とは何か」という問いに、これまでありとあらゆる人智が挑んできた。 ある人は哲学の徒として。またある人は物理学の徒として。 本書はこれまですれ違ってきたこれら二つの学問を架橋し、「時間はどこから生まれてくるのか」ということを探求した意欲作・・・になるはずなのだが。 筆者によれば、そもそも量子の世界、つまりミクロの世界には空間も時間も存在しないわけで、時間というのは我々の主観的事実として初めて現れる。ではその主観としての時間はどこで生まれるのか?本書はそれを、万物を支配するエントロピー増大の法則の不可逆性から、無秩序への移行にあらがう生物の「意志」の存在を見出す。 どうも筆者の導き出したこの「意志」の存在という結論、一言で言うなら「意外とふつうやな・・・」といったところだろうか。 僕のような物理科学の門外漢(高校の時19点をたたき出し、そうそうにその道をあきらめました)からすれば、筆者がだしたこの「マクロ世界における時間の生成の秘密」よりも(つまり筆者自身による哲学と物理学を融合した思索よりも)、「ミクロ世界における時空の不在」という、物理学者にとってはきわめて常識的な事実のほうが遙かに魅力的に見えてしまったわけだ。 本書の構成は、20世紀の相対論と量子論の誕生によって「ミクロ世界における時空の不在」が証明されたことをまず論じて、その次にエントロピー増大の法則から「マクロ世界における時空の生成の秘密」を論じているのだけれど、なんなんだろ・・・この感覚。 前半ほどやたらむずかしく、後半に行くほど簡単になっていくという不思議な本である。 例えるならば、前菜の方がメインディッシュよりおいしそうに見えたんだけど、すぐ引っ込められちゃった、という感じ?要するに、量子物理学に明るくない僕のような素人向けに出版される新書であるならば、「ミクロ世界における時空の不在」→「マクロ世界における時空の生成の秘密」という構成よりも、「マクロ世界における時空の生成の秘密」→「ミクロ世界における時空の不在」という構成にしたほうが、よりおもしろくなっていたと思うんだが・・・。 でもそれだと単なる量子物理学における時間論の入門書になって、タイトルも大幅に変更しなければならないだろうし、それだと筆者が別段書きたくない本になってしまうんだろうけれど。
理系の素養がないと理解できない
途中までは何とか読んだが、やはり物理、数学、哲学などの素養のないものには難解で理解できなかったのが現実である。時間と言うタイトルに惹かれて購入してみたもののミクロの世界では時間と言う観念がないと言うのがまず理解できない。グラフや数式が出てくるとさらに解らない。注釈が多くで面倒になってくる。理系の素養がないのを残念に思う。
時間論の罠にはまってる
時間論である。物理で修士を出た作家で、哲学的な時間論を批判している。しかし、結局、哲学に絡み取られている。純粋に物理の視点からすれば、時間と言うパラメータが現象の説明に便利だと割り切れるのだと、私は思う。そして、その「時間」を定義しているのは、時間が出てくるすべての方程式なのだ。数学の点や直線などと同じだと思えば良いのだ。 本書でも、主観的時間とか物理的時間とか出て来るが、物理的時間については、これくらいドライに述べてから、その先に進めば良いのにと思う。結局のところ、熱力学的時間に話を持って行っている。その上で、生物は秩序をもたらす云々で、主観的時間に話を持って行こうとしている。うーん、これはなんだかよく分からなかった。議論に無理があるんじゃないかなあ。 時間論なんて哲学のつもりでも物理の到達点を理解しないといけないという著者の主張は確かにその通りなのだが、結論は哲学者を納得させるものにはならなかったようだ。
●賛否両論を覚悟のうえで単純明快に時間の本質に迫ろうと試みる良書です!
この文字数でこれだけの内容を語れるとは・・驚きです。 前半は、後半著者が語る時間創造論を理解するのに必要な 物理学および哲学の基礎概念などについて明快に解説。 特に相対性理論のツボをわずか数ページで一定レベルまで解説している のには感心しました。 私は量子系の波束の収束(波動関数)に関して多宇宙論的解釈を 支持していますので、著者とは反対の立場となりますが それでも、「そういった考え方もあるなー」と思わせる 一定の説得力のある持論が展開されてます。 いずれにしても、宇宙(実在)を織りなす重要な構成要素として 「生命の意志」を捉えることには異論がありません。 多宇宙の存在を証明するために量子コンピュータの基礎理論を 構築した(といわれている)あのデイビッド・ドイッチェでさえ、 同じことを言ってますものね・・。 実在の本質に迫るには、物理学、哲学(認識論)、生物学(進化論)、数学など さまざまな角度からアプローチする必要がありそうです。 サラっと読めて、そのくせ、かなり考えさせられる一冊でした。 とてもおもしろかったです!


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素晴らしい!
素晴らしい本です。基本的な数学機構の原理を図解でわかりやすく論じています。日本の大学で学ぶ応用数学はあまりに抽象的すぎてわかりにくく、物理、工学者というよりも数学者向けといえます。基本的数学機構の深い理解なしに物理、工学の研究は不可能です。本書は数学を道具として使う大学一年生が最初に購入するのがベストだと思います。
図解がすばらしい
数学を図解するというおそらく初めてチャレンジされた本ではないかと思う斬新なアイデアの本。他の数学書ではあまりにもわずらわしくて書かれることの少ない図もあり、しかも美麗なのにまた感心しました。他の本ではコンピュータに書かせた説明も手抜きのが多い中、出色の名著と言える。この本と岸野正剛「今日から使える物理数学」や石村園子「すぐ分かるフーリエ解析」、「なっとくする複素関数」小野嘉孝、文系の人には石村貞夫「金融・証券のためのブラック・ショールズ方程式」を併読すればより楽しく学べると思います。
見やすい
非常に中身がみやすく、図も多いのでわかりやすい。数式もきちんと使っていて、その名のとおり基本と仕組みがよくわかる。


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超ひも理論をイメージとして把握する
超ひも理論のわかりやすい一般向け入門書。 数学的部分もかなりからむ(むしろ大半は数学)である超ひも理論の話だが、数式はまったく出てこない。 面白い比喩による説明も多く、楽しく読みすすめられる。 本書の解説では、著者を「超ひも理論を普通の言葉でわかりやすく語れる数少ない物理学者の一人」と書いているが納得だ。 さて、超ひもの話なのに数式が出てこないわけだから、当然厳密な超ひもの理論は書かれていない。 実際、本書で狙っているのは、厳密な数学的・物理学的論証の理解ではなく、超ひもというものの漠然としたイメージの理解であろう。 もともとこの本は一般向けなのだから、そうした理解で十分である。 この本に厳密な理論的説明を求めるのはそもそも無理というものだろう。 最後に、超ひも理論に対しては根源的批判も存在するということを付記しておく。 批判の詳しい内容を知りたい人は、『迷走する物理学』や『ストリング理論は科学か』などを読んでいただきたい。
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私、超がつくほど文系の学生時代を送りました。数学?高校1年で終わりました。(しかも赤点で)物理?高校で習ったかしら?という読者の私が「「エレガントな宇宙」が読めたのです。理系の賢い方々にはわかりっこないと思われるかもしれません。けど、概要はつかめました。(多分)私がすきなのは。カラビーヤウ図形。次元を図におこしたものですが、非常に美しい形をしています。この著書に挿入されています物理の挿絵、すべて「エレガント」な形、フォルムで登場しています。芸術的にも美しい本だとおもいます。
わからないのに面白い。宗教的陶酔。
 なにか新しいことを知ったり理解したときは楽しくなりますが、今回は”わからないのに面白い”という経験をさせてもらいました。  全15章のうち、まず最初の5章は相対性理論と量子力学の話です。それなりに「知っている」レベルの話題でウォームアップです。中盤は超ひも理論への導入で、聞きかじった知識との照合をしながら直感を楽しみます。しかし、終盤にはいり「空間が裂ける」話の第11章から複数の超ひも理論を束ねるM理論につながるあたりでは、思考的には完全に振り切られます。科学と宗教的神話との識別さえできませんでした。  ところが、わからないといって投げ出したくなるわけではなく、実に面白いのです。神話をつむぎだす物理学者群が、現代の神々とも感じられます。こういうことを考え続ける人々の業界が存在することにうれしくなってきます。そのうちの一人が自然言語で説明の限界に挑戦してくれたからこの楽しみを味わえました。  理解はできずとも感じることができれば幸いです。素粒子や宇宙にロマンを感じる人が多いのもそういうことかもしれません。現実の生活には絶対に役に立たないけれど最も本質的なテーマを追求すること自体が、ホモサピエンスの性(さが)なのでしょう。
まだ読んでいる最中なのですが・・・・・・・
今のところ、放り出さずに楽しくページをめくっています。 100%文系のわたしやあなたは、その片鱗でもいいから「相対性理論」や「量子力学」などの先端的科学技術をなんとか理解しようとして、入門書の類を手にします。でも、それらのほとんどは難解な理論を難解なままに、ただ「省略」して提示しているだけなので、結局はなにも理解できないで終わってしまう。残されるのは、「ああ、やっぱりダメだったか」という敗北感というか、自己嫌悪というか、とにかくそんな気分に落ち込みがちですよね。 でも考えてみれば、世界有数の頭脳が幾世代にもわたって研究してきた成果を、100ページや200ページの分量で理解しようとか、理解させようなどというのは無理な話だと思います。科学の専門的な訓練を受けていない人に先端知識の輪郭を理解してもらう試みに正面から取り組むとすれば、どうしてもこの本くらいのボリュームにはなると思うし、この本で著者のグリーンさんは実際、すごく根気よくまじめに、門外漢であるわたしたちに付き合ってくれていると思います。 中学や高校の数学で挫折した人の多くは、抽象的な思考が苦手なのだと思います。目に見えない現象、つまり、量や形や動きなどが具体的にイメージできないことがらを、わたしたちはなかなか理解できない。脳の中のある部分が、たぶん機能停止状態かなにかになっているのでしょうか(笑)。でも、著者の豊富で巧みな比喩に助けられながら、本当は難解であるはずのその世界に足を踏み込んでゆくと、使われていないその脳細胞に血液が流れる感じがピキピキと伝わってきます。新鮮な感覚です。 「木を見て森を見ず」の教えにしたがって森を理解していた人がある日、虫眼鏡を持って森に入ってみたら、それまでに理解していたのとはまったく違う森の姿に出会ってしまった。さぁ、困った。それまで信じていた「木を見て森を見ず」は間違いで、「木を見なければ森は見えない」のだろうか? それとも、これまでまったく知らなかった、「木」や「森」の正しい観察方法があるのだろうか? 下手くそな比喩ですが、この本は、そんな男の冒険物語に