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【くちコミ情報】
水の深いつながりを知って欲しい
熊本における長年の地下水研究がたどり着いた結果.それは,人の手によって育まれた水循環. その成果をやさしく解説しつつ,その水循環が置かれている状況を分析.今後どのように持続させていくべきか,技術的見知と政策的見知からといている. ただ,”すばらしい”とか,”優れた”といった言葉が安易に使われすぎている嫌いがある.著者が自然科学者の一人であればこそ,もう少し客観性を持たせた記述であってもいいのではと感じた. しかし,「環境問題の根元は社会制度の矛盾」すなわち”政治”といいきり,社会学的な見知で農業の多面的機能の現況を追っている点には好感が持てる.
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【くちコミ情報】
これから!の人にはオススメ
「○○になるには」のという題で数多く出版されている「なるにはBOOKS」の121冊目です。 筆者は、新人海上保安官を主人公にしたマンガ「海猿」の原作者、小森陽一さんです。 全体の構成は、海上保安官にインタビュー、海上保安庁の組織とその業務についての解説、最後に海上保安官になるための方法が解説されています。 p 海上保安大学校や海上保安学校の採用試験過去問といったものは掲載されていませんが、保安官へのインタビューは貴重だと思います。不審船銃撃事件の際に射撃を担当した巡視船「みずき」船長や、特殊救難隊長、女性保安官等へのインタビューが掲載されています。 p 海上保安官に憧れている僕は、実際のところ海上保安庁についてあまり知らない部分が多かったのですが、この本を読んでいろいろ知った事があります。 既に海上保安庁について多くを知っている方には物足りないかもしれませんが、海上保安官になりたい人以外にも、海上保安庁についてもっと知りたい人にもオススメできる1冊です。
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【くちコミ情報】
なぜか無性にイワシが食べたくなった一冊
著者は「イワシ予報官」として第一線で活躍された方で、イワシを海洋資源という観点から、生態や生理について詳しく説明しています。最近はイワシもなかなか獲れなくなって、高級魚並みの値段で取引されていますが、イワシが獲れなくなった原因は、気候の変化とか乱獲が原因だと今までは単純に考えてました。しかし、本書を読み終えると、乱獲よりもむしろ大型船による漁獲技術の向上と資源保護の努力の欠如も一因かなとも思いました。ちなみに余談ですが、本書を読んでから無性にイワシを食べたくなって、飲み屋でイワシばかり注文するようになってしまいました。
イワシの予報官
著者は千葉県水産試験場の研究者としてイワシについて調査してきた人物。「イワシの予報官」の綽名を持ち、今年どこでいつごろイワシが獲れるか、あるいは獲れないかピタリと当ててみせるという。本書では長年の経験を生かし、イワシの豊凶の原因について解説している。 p イワシは数十年ごとに豊凶を繰り返すことで知られる。従来は気候や黒潮の流れの変化が原因と考えられていた。しかし平本氏はイワシ自身の生態を要因として取り入れている。産卵場の変化、群れの密度と成長速度の関係などが重要だと述べるのである。単純な環境要因だけでなく生物としてのイワシに注目した点は高く評価されるべきであろうし、説得でもある。ただ本人も認めているように、平本氏の説が必ずしも正しい解答であるというわけではない。説明しきれない部分、矛盾する部分が少なからず残っている。そのあたりの難しさを教えられた。 イワシの数の多さと生存率の低さには驚いた。
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