2009年01月06日(火) 科学・テクノロジーの第1位は
『細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』!
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細野 真宏
¥ 1,260(税込)
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ジャンル内ランキング:6位
カスタマーレビュー数:45
【くちコミ情報】
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論理的思考の書籍がないかアマゾンで検索し購入。 何が決め手になったかというとこのレビューの数々がきっかけ。 内容はどうだったかというと。 本当に良書! しかも数学的に考えるということはこういうことだったか・・・ と考えさせられる一冊! いい意味で初歩中の初歩をしっかりとした言葉に置き換えてくれているので ビジネスマンなら何が足りていないからうまくいっていないか。 学生なら社会人になって何が必要なのかを学ばせてくれるのが本書です。 個人的には物事の理解の部分です。 “わかった”という意味には人と大きく理解度で違っても「かわる」という ことになる。 ↓ わかったことを人に伝えられることがわかったことになる。 これは本当に単純だけでども言われてみてハッとしました。 他にも他人に話を理解してもらうことや情報整理の話、 読後には自分の行動が違っていかなくてはいけないと思える一冊です。
老若男女問わず、思考を鍛えれる1冊。
論理的思考を数学や経済の具体的な例を使って 思考についてわかりやすく説明されています。 本の作りは太文字や波線を多用し、数学や思考などに苦手だと思っている方にも わかりやすい作りになっています。 なぜ、教科書がわかりにくいのか? という素朴な疑問も、数学的思考力(論理的思考)を使って 丁寧に説明されています。 世の中には、さまざまな矛盾があることも、紹介されていて 本書を読むと、ニュースや世間で起こっていることを よりおもしろく読み取れるかもしれません。 老若男女問わず、思考を鍛えれる1冊。
こんな時代だからこそ、すべての世代の人に読んでほしい、本当に頭が良くなる本!
夫が買ってきて私にススメてくれた本です。 夫が私に本を読むようにススメてくれたのはとても珍しいのですが、 「とにかく読んでもらいたい」というので子育ての合間に読みました。 この本はビジネスや日常生活においては言うまでもなく、 子育てをする上でも本当に役立つ本だと思いました! ニュースの具体的な読み解き方だけでも、本当に画期的なものすごい内容なのに、 夫婦や親子の会話法にまで、本当に役立ちます! 私は文系で数学はできませんが、この本はどんな数学嫌いの人でも 本当にわかるように書かれています!! そのわかりやすさも心から凄いと感じました。 ビジネスマンや学生さんたちはもちろんのこと、 すべてのお母さん、お父さんに読んで欲しい!と強く考えました。 この本のような教育が行われたら、日本の教育は大きく変わると思います! なぜ私たちのときには、あんなに授業が面白くなかったのかと残念に思います。 細野先生の本がこれだけ凄い大ベストセラーになっているのは納得です。 日本の教育界はまだまだ捨てたものではありませんね! 希望が持てます。 会話法から勉強法、現在の政治・経済のニュースの具体的な見方、 さらには投資、宝くじの考え方にまで、本当に応用範囲が広いです!! この本を読めば、私たち自身がもっともっと思考力を磨いていけますし、 賢い子育てもできるはずです。 こんなに厳しい時代だからこそ、このような名著を何度も再読して、 生き抜いてく思考力を磨いていきたい! 夫と同じく、私にとっても、これまでで一番のオススメ本です!! 細野先生の経済の本にもチャレンジしてみます。
情報の接し方
秀逸なレビューがすでにいくつか掲載されているので、私は違った視点から。 「数学的思考」によって、社会経済を追っていくことの重要性とノウハウ。 数学を学ぶ意味と日本教育に対する批判。 本書の記述の大半を占める上記2点については、私は目新しさを感じなかった。 秀逸だと思ったのは、終盤の情報基盤の作り方に関する記述。 著者は、日本の政治経済の動向を「地方分権」を軸にして、考えていくことを提唱。 本書では半年に渡る朝日新聞の記事を下に、情報の接し方と噛み砕き方、更には自分なりの情報のネットワークの築き方の演習ができる。 本書を読んだ後、これまでただ読むことだけに意味を見出しがちであった新聞などの情報媒体に対し、芯の通った自分なりの観点で読めていることを実感。 情報に接する時間の質も格段に上がった。
数学を社会生活で活かす力がつく本
この著者の大ファンで、ほとんどの本を読了させていますがこの書籍も非常に面白いです。 数学的思考力という標題ではありますが、特に数学のお勉強の仕方を書いたというものではなく、日常生活を過ごす上で受け取るニュースや情報、それをどう効率的に分析し己が知識の血や肉にしていくかという事を主に書かれています。 新聞やニュース番組を見てただただ、その結果だけを重畳していくのではなくそういう結果に至った経緯などを数学的思考力で解き明かすことにより受け取った情報を何倍も深く理解することが出来るし、そしてこれから起こる事を予測する応用力を身につけることができるとのこと。 文体も非常に易しく、活字が苦手な人もスイスイ読み進めていけます。
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【くちコミ情報】
生命科学がテーマなのに文学的に魅了される素晴らしい新書。
新書好きなので、いろいろな新書版を読んでいるけど、 自分の好きな新書ベスト3に間違いなくランキングされる本。 本を読むときは結構スピードをつけて、 ガガガガーと読むタイプなのだけど、 必要になるべくして読むスピードを落として考えたり、おお!って思ったり、 他の本にはないような独特の判断停止を与えてくれるという意味で良い。 サイエンスなのに文学的な本。 『知的生活の方法』(渡部昇一:講談社現代新書) が、新書本の中では、僕の中でダントツの名著なのだけど、 それに次ぐ、あるいは、それと同等の価値を持つくらいの名著。 「生物とはなにか?」を分子生物学の観点から、 研究の歴史的な変遷をたどりながら、福岡氏の説も交えつつ、 記されているのだけど、一般向け科学書というよりは、 研究・研究倫理・ヒトとしての在り方について、 ベストなバランスでネガティブな事実も記すことで、 人間・アカデミズムの在り方を提示しているような本な気がする。 - 生命とは動的均衡(dynamic equi lium)にある流れである。 - 秩序は守られるために絶え間なく壊されなくてはならない。 DNA・細胞などの専門的な内容ももちろん面白いけど、 生命をめぐったヒトのあるべき姿について、 アカデミックフィールドで福岡氏が感じた汚い部分も交えることで、 (研究社会の中で生き残るために起こる人や組織との軋轢など) いい揺さぶりを与えてくれる本。
詩的ミステリーの傑作
著者は分子生物学者。人類がDNAの「地図」を解きあかす、その黎明期の物語が、スリル満点、たくみな比ゆに満ちた、詩的な文章で語られる。 読みはじめてまず気づくのは、言葉のえらび方と、その配置の美しさ。この場所にはこの言葉しかない、ほかに代わる言葉はないと読むものに感じさせる。 たとえば第三章、「物質のふるまい」「研究の質感」といった表現、あるいは第一章、ロックフェラー大学の図書館を描写した一節。 「実験の合間に、私はしばしばその地下道を抜けて二十四時間開いている図書館に行った。そしてよく手入れの行き届いた気持ちのいい苔色の椅子に深く腰をかけてそっと深呼吸をした。静謐な図書館はふだんあまり人気もなく、ひとり日本を飛び出してこの地にやってきた私にとって心安らぐ場所であり、人知れず感傷にひたれる場所でもあった。」(p.17) 読みすすめるうち、文体だけではない、ミステリーとして、ストーリーのおもしろさも兼ね備えた本だということがわかってくる。 緩急をつけた展開の巧さ、そして結末のあざやかさ。 何よりも「生命」ということについて、分子生物学の視点から、しかしその枠にとらわれずじっくり思索をふかめた末にみちびかれた、ひとつの答え。 科学の可能性からも、同時に限界からも逃げない真摯さを感じる。 それはきっと、なぜ生物は「生きて」いるのか、そもそも「生きて」いるとは何か、少年の日に抱いた最初の問いを、多忙な研究生活の中にあっても、著者が守りぬいてきたからなのだと思う。 目にはみえないもの、ヒトの身体能力や感覚器官の外側にある世界の存在を、私は信じている。 見えないものの重要性を強調するために、「科学がすべてじゃない」とか、「遺伝子の謎解きは、人間が踏みこんではいけない領域だった」と口にしたこともある。 けれど、その「科学」や「遺伝子」について、そもそも人類が何を知っているか、何を知らないか、私はちっともわかっていなかったのだ、と目をひらかれる思いがした。 知識そのものが善や悪なのではない。 そこに利用法を見出し価値を付け加えるのは、結局、それぞれの人間なのだろう。
タイトルと内容が違いすぎる
科学者が書いたにしては、日常の愚痴が・・・ モット タイトルどおりの 生命と何か、無生物との間の ことを科学的に書いてほしい。
人間は絶え間なく変わり続けている・・・
人間の体は数週間で物質がいれかわり、数週間前の自分と今の自分は違うのだと、前にもどこかで読んだことがあったような気がするが、この本ではそのあたりをより詳しく「分子生物学」の視点から書いている。 私たちが食べた分子は、瞬く間に全身に散らばり、一時、緩くそこにとどまり、次の瞬間には身体から抜け出て身体のありとあらゆる部位にちらばる。それは臓器や組織だけでなく、一見固定的な構造に見える骨や歯ですらもその内部では絶え間のない分解と合成が繰り返されているそうだ。 生命とは何か。 生命体は、たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい「淀み」でしかない。しかも、それは高速で入れ替わっている。この流れ自体が「生きている」ということである。 なんとも不思議な視点であり、サイエンス系の簡単な読み物として、とても読みやすく優れている本だと思った。
タイトルが間違ってる
「生物と無生物の間」という題名にひかれて読みましたが、全くの期待はずれでした。我々が明らかに無生物と判断できるものと、明らかに生物と判断できるものの間には、当然の事ながらあらゆる段階が見出されるわけですが、その境界を一意的に決めるという事はあくまでも定義の問題でしかありません。要は人それぞれに何とでも言えます。 掲げたような題名に適う内容とするならば、少なくとも、生命に関する哲学的な考察について、今までに無い科学的な論拠を与えてゆくような発見が必要です。「動的平衡」云々は、全く目新しい内容でもないし、ただ事実をその通りに言っているだけで、なんら哲学的問題に訴えるものがありません。 人によってはこういう内容の本を楽しめる方もいらっしゃると思いますが、とにかく題名が決定的に間違っています。 文学的表現、詩的表現に優れているという評もあるようですが、そちらも全く理解が出来ない。 優れた文学というものは、一つの言葉、一つの文章が、その全体に対して切り離せない関係を結び、一つの生きた世界として提示されるものです。そのような文学は、有限な文字数の中に様々な関係を発見できるような、とてもリアルなものです。 それに対してこの本で披露されている文学とは、局所的な技巧の足し算に過ぎず、そもそもが浅はかなカッコつけか、或いはレベルの低い通俗的読み物でしかない。テーマとも関係がないし、裏テーマがあるんじゃないかなんていう深読みさえできない。 これが文学として評価されるのであれば、理系の教育レベルだけでなく、文学的感性もかなり危機的状況にあるのかもしれません。
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既知のテーマだが
女が基本形で男は女から作られる、とか、男は女よりも弱い、とか、正直かなり前から言われていることなので、そういう意味での新鮮さはない。 女からも「できそこないの男と言われてもねえ、だからっていまさら何なのよ」と言われるのがおちだろう。 でも、そもそもどういうふうにして女から男が作られるのか、というDNAレベルでの科学的なロジックを素人でも追うことが出来るようにわかりやすく記述されているので、そういう意味での知的好奇心は満たされる。 最後のエピローグで「科学はHOWは語れてもWHYは語れない」という禁を破って「射精感」と「加速覚」との関連性の指摘をするところなど、これはまあ、ちょっと詩的に冒険しすぎか、という気がしないでもないが、ご愛嬌ということで。。。
そこまで卑下しなくてもいいんじゃない。
前作までが推理小説のような構成 詩的な文体で面白かったので期待して買ったのだが…。そこまで卑下しなくていいんじゃない。ってのが第一感想で読後感はよくない。 男が持久力で女に比べ劣ってるのは、昔から言われてることなので今さら声を大にして言う事でもないし、男が遺伝子の運び屋と言うならそれもそれでいいだろう。けどねぇ〜。 養老孟司さん(だったと思う)は 男は文化を作り女は命を作るって言ったし 北野武さんは男は楽しめるパーツが沢山あるって言った。そういえば土屋賢二さんもそんな事言ってた。こういう事がこの本から伝わってこないのである。 男として生まれてきた以上、福岡さんが言うような事を気に止めていてもしょうがない。だったら男は男である理由を自分で見つけていかねばならない。だから 男はつらいヨ なのだと思う。
少々“できそこない”になってしまったかもしれません
『生物と無生物のあいだ』が本当に面白かったので、期待感一杯でしたが、 残念、本作は並みの出来という感想です。 “できそこないの男”というタイトルも興味を惹きますし、相変わらずの読ませる文章は、 さすがと思いますが・・・うーん、この物足りなさはどこからくるのでしょう。 少々、エンタテイメントに走りすぎたのか、あるいは、くどくなりすぎたのか。 福岡氏が“読ませる”ことをかなり意識して書いたように感じます。 面白く読ませようと、努力してくださったのかもしれませんが、演出過多でしょうか。 サイエンスを、素人にわかりやすく、ドラマチックに読ませてくれる方なので、 次回作にまたぜひ期待したいと思います。
ちょっと自己陶酔気味な文章には好き嫌いがあるかも
話題の著者の話題の本。 確かに、文句なしの面白さだ。 生命の基本仕様は女性であり、男性はそこから逸脱したものだという証明。 人間以外の、不思議な生物たちの話。 そして、その結論に至るまでの研究者たちの人間ドラマ。 とにかく、扱っているテーマが面白くて、ぐいぐい引き込まれてしまう一冊だ。 ただ正直言って、著者の「こだわり」の文章は、決して「読みやすい」わけではない。 たとえば、DNAを百科事典にたとえたり、ある詩に男女の関係性を託したりなど、なんとも詩的な比喩によって話が進められていく。 それはとっても文学の香りがする名文なのだが、だからといって読みやすい/わかりやすいものではなかったりするのだ。 人によってはむしろ、ちょっと鼻に付いたりするかも・・・。 単に生命科学のことを知りたいのなら、もっともっとわかりやすい本はたくさんある気がする。 でも、それなりにすらすら読めて科学知識も同時に得られるのだから、得がたい一冊ではあるかと思います。
基本的知識の整理として
高校の「生物」レベルで、自分にとってはあまり新しい知見はありませんでしたが、漠然と思っていたことを明確に整理してくれているという意味はありました。 「人間は女がモトで、男は女があとから加工されてできあがった」ということは既に、多田富雄氏が書いている、または「女は存在、男は現象」とも言っており、名言とされます。そういう意味でもこの本は「新しさ」はありません。でも、この本ではその辺を詳しく、受精から発生の過程を追うことで明瞭に描き出します。 Y染色体の中のどの部分が性差を決定し、男を作るのか、に関するゲノム研究の(競争の)歴史が振り返られます。SRY遺伝子という真犯人が見いだされる過程はなかなかにスリリングな展開です。 特に印象に残るのは、発生過程で女性器の元であるミュラー管の出口の〈割れ目〉が一旦出来た後..、なるほどー!と思いました。男に乳首があるのも頷けます。 生命は基本的に雌であり、遺伝子のミキシングによる多様性の確保をなすために、使い走りの遺伝子の運び屋として雄を作ったに過ぎない、と。無理に改造したもんだから、男は弱い(寿命が短い、病気になりやすい)のだ、というわけです。非常に説得力がある。ドーキンスの「遺伝子の乗り物」説とも符合します。 そんな男がなぜ社会的に支配権を握ったのか、に関する仮説も面白いです。使い走りで生殖だけで用済みだった男に他の使い道(食料確保など)があることに気づいた女が、そういう奉仕をさせることになったというわけですが、そこに〈余剰〉が発生し、それが蓄積され、交換価値を持ち、権力の元となったと言うのです。面白い見解です。人間は生物の一種ではあるが、それを越えた次元にまで進化した、と言えるのかも知れませんが、いやそれも含めてあくまでも生物的バリエーションだと言うべきなのかも。
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機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴを中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスを主題にした小説。通常、アメリカでベストセラーとなったビジネス書は、すぐに日本語に翻訳されるものだが、本書は世界で250万部売れたにもかかわらず、17年もの間日本での出版だけが認められなかった。いわば「幻の名著」である。 長引く経営の悪化、工場閉鎖までたった3か月の猶予期間、多忙な日々のなかないがしろにしてきた妻との離婚の危機…。アレックスは、あまりの危機的状況にすっかり意気消沈していた。その前に、モデルは著者と目される恩師、ジョナが現れ、彼にアドバイスを与える。工場を救うために業務改善に挑む登場人物の苦悩や目標達成の興奮が伝わってきて、ビジネスの醍醐味を感じさせるストーリーだ。 本書は小説ではあるが、その内容は恐ろしいほど実践的で、会計情報の正しい見方や落とし穴、「効率化」の陰に隠された諸問題を浮き彫りにする。魅力的なストーリーの中に複雑な業務改善のノウハウがわかりやすい形で盛り込まれており、ビジネスパーソンやマネジャー必読の内容である。 また本書は、問題解決にあたってはゴールを共有し、信念を貫くことが重要であること、数字の陰に隠された実態を見抜くことの重要性、情報共有化の意義など、経営において重要な示唆も与えてくれる。 本書が長い間日本で出版されなかった理由については、「解説」で著者エリヤフ・ゴールドラットのコメントが引用されている。それによると、「日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」というのが出版を拒否し続けた理由らしい。 本気か冗談か知らないが、いずれにしろ、アメリカが出し惜しみするほどの名著を日本語でも読めるというのは非常に喜ばしいことである。(土井英司)
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トヨタ生産方式の逆輸入?TOCの入門書としてはおススメ!
この本で初めてTOC、制約条件の理論という言葉を知り、とても興味をそそられました。しかし手法的にはリーン、JITに内包される部分が多く、著者ゴールドラット博士の専売特許というわけではないようです。 内容的にはストーリーを読み進めていくうちにTOCを理解できるという小説。 かなり分厚い本ですが苦もなく最後まで読み切りました。 この本を皮切りにTOC関連の書籍を多数読むようになり、また、トヨタ生産方式、JITやTQM関連の書籍を改めて読み返すきっかけにもなりました。 ただ前述の通りTOCの手法を物理的なリソースに限って考えてしまえばトヨタ生産方式の逆輸入版?という感じですが、制約条件を企業内の慣例化したルール、企業文化などの概念的なものに当てはめて解消していくという風に考えれば参考になる部分は多いと思います。 またスループット会計という考え方にも非常に興味をそそられました。 専門は会計ではないので会計の人間がどう思うかはわかりませんが、スループット会計を使って仕事を計ってみたいとも思いました。 会社の利益を制限しているものは何か? 部分最適を押し進めた結果、全体最適が後回しにされる。 この考え方はいまさら感がありますが、まだまだ多くの会社では蔓延していると感じています。 また、主人公アレックスを助けるコンサルティング的なジョナが使うソクラテスの対話的な教示方法はとても参考になりました。 質問を投げかけ、自らが考え答えを導き出すように仕向ける。 モチベーションという側面からみても、ただ指導、指示するよりも効果的だと思いました。 この本では工場の生産管理が主体ですが、その他の分野でも応用可能といわれているTOCですから入門書としておススメの一冊です。
「組織の目的」と「組織の当たり前」を再考するきっかけに
この物語の舞台は、とあるアメリカ企業の工場。赤字続きのこの工場は閉鎖の危機に立たされた。そこで、所長のアレックス・ロゴは周囲の力を借りて復活のために奔走する。 物語を読み進めていくうちに、工場の赤字を招いていた「制約条件」とそれに対する対処法が頭に入っていく。 アレックスに適切なアドバイスをくれる物理学の教授ジョナは、アレックスが正しい結論にたどり着けるよう適切な問いかけを行う。多くのビジネス書が一方的に答えを提供するが、本書ではまるで推理小説のように、読者も主人公と一緒に考えながら読み進められるのだ。また、各登場人物がそれぞれの立場の意見を、時には読者の意見を代弁してくれるのも読者の理解を助けてくれる。 本書が伝えるのは、 「企業の究極の目的は、メイクマネー。この目的を達成するために部分的な最適化だけを目指していても、全体の最適化が実現するわけではない。」 ということ。 これは、誰もが知っている当たり前のことである。しかしその「当たり前」は、実現しにくい。その原因は、組織や作業の複雑さの影で見えにくくなっていたり、組織の中のしがらみで目を瞑る必要があったり、もしかしたら、当たり前だからこそ改めて考えてみる機会がなかったり…様々だ。 本書を読んで、「組織の目的」と「組織の当たり前」を考えさせられた。
本の厚さに圧倒されるも,読み出すと意外に早い?
TOC(Theo y of Const aints 制約条件の理論)をストーリー調に解説した,ビジネス書としては珍しい小説型のベストセラーである.余りにも有名な話ではあるが,1992年に執筆されているのも関わらず翻訳されたのが2001年と遅く,その理由が著者の意志であり,TOCを日本人に教えることが世界経済が破綻に繋がるとの説明は,どこまで真実かは分からないものの,ビジネス書ベストセラーと成っている理由からまんざら嘘ではないように思える. 主題の制約条件に対する考え方は,近年注目されるトヨタ式生産方法の「カンバン方式」(⇒ボトルネック前工程の在庫管理と工程間在庫の最適化),セブンイレブンが提唱した「単品管理」(⇒ロット単位の最適化,大きい方が生産効率が良いとは限らない),キャノンが得意とする「セル生産方式」(⇒ラインでの大ボリューム一括生産を必ずしも肯定しない概念)など,最先端生産管理や物流への応用に活かされている部分が少なくないのではないかと思う.どちらが真のオリジナリティーかは分からないが,本書に書かれているスループット重視の制約条件の抑制は,これまで常識とされてきた生産方法の考え方を根底から覆すという意味で現代まで引き継がれていると考えるべきであろう. 実は,総ページ数552の本書にはなかなか敷居が高く,読もう・読もうと思いつつなかなか手が付けられなかったのが本音である.ところが,ようやく読み始めると結構すらすらすら進んでしまい,休日と夜の空いた時間だけで3週間程度で読めてしまった(それでも時間かかりすぎ?).主人公の奥さんとの話や子供との遠足から生産改善のヒントを掴む話など,比較的難しくない例示で分かりやすく主旨説明しているのがその理由なのかもしれない.訳者のあとがきにもあるが,米国MBA では副読本にもなっているようで,それほど有名な書籍であるのであれば,やはり読んでおく価値が高いと云うこと,時間が取れる冬休み(お正月)や夏休み(お盆)を利用して目を通しておくことをお薦めしたい一冊である.特に製造業に関わる方々に....
本は分厚いが読む価値あり・・・
企業にとって目標とはお金を稼ぐこと。お金を作るための行為は生産的、反対に お金を作ることから遠ざける行為は非生産的。生産性とは目標に向かって会社を 近付ける、その行為そのものだ。会社の目標に少しでも会社を近付けることが できる行為は全て生産的、その反対に目標から遠ざける行為は非生産的である。 会社が儲けている指標として、純利益、投資収益率、キャッシュフロー。 工場に置き換えた場合はスループット、在庫、作業経費が指標となる。 スループットは販売を通じてお金を作りだした割合。在庫は原材料、仕掛品を 含んだもの。作業経費は在庫をスループットに変えるために費やしたお金。 目標はスループットを増やしながら同時に作業経費と在庫を減らすこと。 そのための手段として、・プロセスは依存的事象でつながっており、部分最適ではなく 全体を踏まえて最適なプロセスを考える必要があり、加えてプロセスは理論とおりに いかない統計的変数を踏まえたプロセスの構築が必要となる。ここで、プロセス上の ボトルネックは何か、それをどう対処するか分かりやすく書かれている。 本書は工場を効率的に運営する術が書かれているが、日常生活でも応用できる考え方が 物語形式で書かれており、500ページ超と長いが一日あれば読み終わるものである。 本書の後半でマネジメントとは何かという問題提起をしておきながら、そこの部分が 前半同様に具体的に書かれておらず、無理やり結論を出している部分はちょっと残念。
やっぱり、トヨタ式?
トヨタ生産方式を採用している会社で働いています。 リーン方式とよく似ているということと、生産管理の勉強とおもい、購入しましたが、 内容を表面的に読み取ると、まさに、トヨタ式です。 継続的改善、在庫の縮小化、等々。 もう少し、専門知識を持っていれば、他の人のように違った解釈が出来るのかも知れませんが、 私には、ただのトヨタ式の入門書にしか、思えませんでした。 トヨタ式を表面的にしか知らない人には、あまりお勧めできないかも。 聞いたことがある程度のひとには、トヨタ式の入門書かも。 生産管理を良く知っている人には、どうなんでしょうか? TOCの勉強をするというより、生産管理の勉強をする入門書としていいかもしれません。
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科学の行きつくところ
やはり一流といわれる科学者の行きつくところは皆同じなのでしょうか? 科学者、本文中にもありますが真理の求道者とも云うべき方々。探求していけばいくほど科学 と宗教は同じ終着点に行きつくのではないかと感じました。 素直な心で何度も繰り返し読みたい本の一冊です。
たしかに
ほかのレビュアの方がおっしゃっている通り、 内容にダブリがあることは否めません。 「あれ、読んだことがある」という既読感。 でも、それを差し置いても、読んだ後さわやかな気持ちになれます。 ご自分の失敗談なども実にさわやかですし、 何より生きていく姿が昔の日本男児という感じで、 さわやかで颯爽としています。 ノーベル賞に近い、とか国立大学の名誉教授などという地位の方ですが、 少しも威張ったところがなく、謙虚な姿勢も大変好感が持てます。 いい本でした。さわやかで、私もこれからこつこつがんばろう、と 思わせてくれるいい本でした。
サムシンググレートは今、そこにある。
この本を読んだ次の日、本に紹介されていた、「iPS細胞」のことが新聞に出ていました。さらにその翌日、本に紹介されていた、「笑いは体を元気にする」ことを特集していました。 何か不思議な縁を感じずにはいられませんでした。 サムシンググレートというのは、自分では制御できない偉大な何か。というように解釈してますが、これは、「よい行い」をしていれば、必ずよい結果が訪れるということです。 アホな人というのは、愚直なまでにコツコツと同じことを続け、人になんと言われようとも我が道を行く人です。人の言うことに左右されないから、信念を持って、自分の信じる道を突き進む。 そういう行動をしていれば、神様はきっとその人を助けてくれる。 うまくいかないことを人のせいにしているのであれば、もう一度わが身を振り返って、「正しい行いをコツコツしているか?」考えてみることも大切だと思いました。 村上先生の言葉を読んでいて、思い出されるのは、宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節です。 「日照りの時は涙を流し/寒さの夏はおろおろ歩き/みんなにでくのぼーと呼ばれ/褒められもせず/苦にもされず/そういうものに/わたしは/なりたい」
絶対読まないと!!
本当に素晴らしい この一言に尽きると思います 遺伝子の観点から人類はどのように生きるべきかを語っておられます 「自助論」とともに読んで良かったなと本気で思う本です ともすれば、自己啓発書の類はおかしな宗教感や机上の空論が紛れ込んでいる気がします この本では遺伝子研究という一見、精神分野とはかけ離れた学問からのアプローチで 人間の生き方を示してくれています 人間は「利己」よりもむしろ「利他」のために生まれてくるんじゃないか、 という考え方に本当に感動しました 是非読んでみてください!!本当に素晴らしいです!!
偉業を成し遂げる道を教えてくれる
遺伝子工学の世界的権威が「アホ?」と最初は思ったのですが、 語られていることは至極最もで、愚直に努力することこそが 偉業を成し遂げる道だと教えてくれます。 特に良寛のエピソードや、牛の脳下垂体をひたすらむき続けた エピソードなどは、「アホ」の例としてハッとさせられます。 ―良寛がみずからを「大愚」と称したように、いいときはもちろん、 悪い時も、とにかくありがとうという感謝の念を抱く、単純率直で スケールの大きな愚かさにかなうものはないと思えてきます。 と筆者が記しているように、「大らかなアホ」になるのはとても難しい。 だからこそ、人も神もその「アホ」を愛してやまないのだろうなと思います。
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意外と参考になります
冗談で買ってみたのですが、知らなかったことも多々あり、元素に関する学術書としてはわかりやすく中学生でも十分に手を出しやすい代物だと思います。 内容は主に、名前の由来、存在の確認をした方法、またその時のエピソード、利用していたであろう年代、具体的にどんなことで利用されているかといったことがそれぞれの元素で書かれています。 教科書の周期表を見て覚えるぐらいなら、まだこっちを見て豆知識と一緒に覚えたほうがいいかと思います。
元素周期 萌えて覚える科学の基本はいいね!!
左側が漫画になってて、右側だけが説明になっているので、読みやすくて、そして圧迫感がなくていい。 科学が嫌いな子供も無理なく読めて、次のページが見たくなる・・って感じです。
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原子量、融点、沸点、密度、原子価、存在度、主な同位体(存在率、放射性に関しては半減期と崩壊様式)、原子半径、共有結合半径、発見年、発見者、存在形態、利用例なども載っています。
これなら積読だけでなくて、中を見る回数も増えるよね?
見開き1ページに収めるタイプのノウハウ伝授本は最近増えていますが、この本もそのスタイルですね。理系でない人にも、化学(一部物理)を親しめるような構成になってます。 化学便覧や物性事典などふつうは開かないし、きっと手にしたこともないはず。 その点、(「萌えて覚える・・・」という部分はちょっと置いといて)気に入った元素モデル娘のイラストから、元素に興味をもってもらうということはとっかかりとしてはいいでしょう。 それから、どんな辞書や書物にも間違いはあると、何冊も本を書き翻訳を手がけている先生がいってました。この本にもチョコチョコと間違いはありますから、間違い探しの勉強をするのはおもしろいと思います。 明らかな間違い p.69(亜鉛)トタンは、鉄と亜鉛の合金、ではなく「鉄に亜鉛をメッキしたもの」 p.109(スズ)ブリキは鉄とスズの合金、ではなく「鉄にスズをメッキしたもの」 電子構造はふつう電子軌道の式だけだが、この本ではあくまでイメージではあるが、電子構造図が載っているから、元素の中にどのくらい電子が詰まっているのかが具体的でわかりやすい。 目が回るくらい点々を数えたら(ノーベル賞受賞者のように?)新しい発見ができるかも。 なお、イラストはあくまで元素の特徴や利用例の特徴を「擬人化」したものであってフランケン同様、人間ではないということは頭の隅にいれておくのがいいですね。しかも2次元は2次元ですから(笑) それと、他のかたのレビューで 「●臭素(p.79) ブロマイドの由来、臭化銀は写真フィルムではなく印画紙の感光材料。」と書かれている方がいますが、印画紙には臭化銀は塗りません。 作用機序(メカニズム)について詳しく知りたいかたは、こちらをどうぞ↓ http: www.ki iya-chem.co.jp q&a q23.html もう化学式、亀の子構造バンバンでてますから、萌えること請け合いです。
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